俺がその答えを教えてやる。
そもそもの宗教に対する日本人気質の根幹は、聖徳太子にある。
それまでの大和には、神道しか無かった。
そこに仏教が伝来した。確かに仏教は優れていた。
国政を取り纏める聖徳太子は、神道を重んじなければならなかったが、流石に
仏教の優秀さを認めざるを得ない。
そこで、聖徳太子は、神道と仏教の良いとこ取りの融合を図る。
それ以来、日本人は何でも有りの、良いとこ取りの精神が身についたという事だ。
決して自然崇拝を軽んじては居ないし、仏の教えも受け付ける。
・・・そういう事だ。 だから、良いとこ取りの精神故、明治維新は成功した。