東京・銀座で、自家用車に客を乗せるいわゆる「白タク」営業を行ったとして、高齢ドライバー3人が逮捕されました。
「年金が少なく生活費を稼ぐためにやった」などと供述しているということです。

逮捕されたのは、杉並区の無職、伊藤九市容疑者(84)など、いずれも75歳以上の高齢ドライバーあわせて3人です。
警視庁によりますと、3人はことし1月から9月ごろまでの間、銀座のタクシー乗り場の近くで、自家用車に有料で客を乗せるいわゆる「白タク」営業を行った疑いがもたれています。
「タクシーより安くするよ」と仕事帰りの会社員などに声をかけ、料金をその場で相談した上で、正規のタクシーより1割から4割ほど安く目的地まで送り届けていたということです。
調べに対し3人はいずれも容疑を認め、「年金が少なく、生活費を稼ぐためにやった」などと供述しているということです。
銀座のタクシー乗り場では、高齢ドライバーによる白タク営業が横行しているとみられ、警視庁は、取締りを強化するとしています。

NHK NEWS WEB
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