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25歳過労自殺と母親が会社提訴
長崎、月165時間残業
2019/12/19 17:33 (JST)
©一般社団法人共同通信社


 長崎県佐世保市の食品卸売会社「協和商工」に勤めていた男性=当時(25)=が2017年に自殺したのは過労が原因だとして、母親(65)が19日、会社に約1億1千万円の損害賠償を求め、長崎地裁に提訴した。

 提訴後に記者会見した母親と弁護士によると、男性は14年4月に入社し、営業やトラックでの納品作業を担当。同年12月にうつ症状を伴う精神障害を発症し、17年3月に自殺した。発症月の時間外労働は少なくとも165時間で、その後も100時間を超える月が続いていた。

 同社の代理人弁護士は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。