4月25日は「失語症の日」に 「見えない障害」まずは知って

 4(し)2(ツー)5(ご)で、4月25日は「失語症の日」−−。
 脳卒中や外傷などで脳の言語中枢が損傷されて起きる失語症について知ってもらおうと、今年、記念日が認定された。
 申請したNPO法人日本失語症協議会(東京都杉並区)は「困難に遭っている当事者が、社会参加を進めるきっかけになってほしい」と期待している。

 失語症は言いたいことを話す、聞いて理解する、文字を正しく読む、書く、計算するといったことが困難になるコミュニケーションの障害だ。
 全国に50万人以上がいると推定される。
 外見からわかりにくい「見えない障害」のために誤解を受けやすく、復帰した職場などでも苦労するケースが多いという。

 同協議会によると、当事者に対して簡潔に話す、要点を書いて確認しながら伝える、写真や地図を活用する――などの工夫があれば意思疎通がしやすくなるといい、周囲の人たちのサポートを訴える。
 また、ひとりひとり症状や状態は大きく違い、「何に困っているか、どうしてほしいか」を表すこと自体も難しい場合があることを理解してほしいという。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

毎日新聞2020年1月7日 10時39分(最終更新 1月7日 10時44分)
https://mainichi.jp/articles/20200107/k00/00m/040/057000c