スマートフォンの使い過ぎで日常生活に支障が出る例が、大人だけでなく幼い子どもにも広がっています。

 こちら、県内の0歳から6歳を対象にした調査では、2歳児のおよそ半分がゲームやスマートフォンに夢中になっていると回答していますが、2歳児全体の12パーセントになんと睡眠障害などの依存症の傾向がみられるということなんです。

 子どものインターネット依存、どのように防げばよいのでしょうか?

(心療内科医 増田彰則さん)
『(ネット依存の子どもは)自分は病気でない、病院に行く必要はないと拒否するので問題が根深い』

 鹿児島市で開かれた医師の講演会には幼稚園の教諭らおよそ130人が集まりました。睡眠障害などスマートフォンやネットゲームへの依存は乳幼児の脳の発達に悪影響を及ぼすおそれもあります。

 心療内科医の増田彰則さんは子どものインターネット依存を防ぐには、親自身がネットの使い方を見直すことやスキンシップを重視した育児を心がけることが大切だと呼びかけました。

(心療内科医 増田彰則さん)
『乳幼児期に何を与えてあげるか、親がルールをつくり守ることが大事』

1/10(金) 21:04
KKB鹿児島放送
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