新型コロナウイルスの感染者が先月に乗っていたクルーズ船が台湾で寄港を拒否されました。日程を切り上げて戻った香港で乗客乗員約1800人全員の検疫が始まりました。

 約1800人を乗せたクルーズ船はツアーで2日に香港を出発し、台湾に向かいました。しかし、台湾側が4日に寄港を拒否したため、日程を切り上げて香港に戻りました。寄港が拒否されたのは新型コロナウイルスに感染した3人が先月、この船に乗っていたと中国当局が今月3日に発表したためです。感染した3人が参加したツアーは先月24日に終了していましたが、寄港は認められませんでした。現在、このクルーズ船では乗員3人が発熱などを訴えていて、香港当局は約1800人全員の検疫を始めました。

[2020/02/05 19:13]
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000175519.html