茨城県の常磐道などであおり運転をしたとして強要罪などで起訴された会社役員、宮崎文夫被告(44)について、静岡県警が18日にも威力業務妨害と自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)容疑で再逮捕する方針を固めた。
捜査関係者への取材で18日判明した。2019年6月に浜松市内の新東名高速でトラックにあおり運転をした疑いが持たれており、県警はあおり運転がトラックの運行業務の妨害に当たると判断した。

捜査関係者によると、19年6月8日午前0時ごろ、浜松市の新東名道上り線で、宮崎被告の車にトラックが追突。トラックのドライブレコーダーの映像などから、事故前に宮崎被告が幅寄せなどを繰り返していたことが判明した。

事故で宮崎被告の車に同乗していた女性(51)が軽傷を負った。あおり運転が女性のけがにつながったとして、危険運転致傷容疑も適用する方針。【大谷和佳子】

https://mainichi.jp/articles/20200218/k00/00m/040/075000c