人事院は27日、就職氷河期世代を対象にした中央省庁の統一選考試験を実施し、国家公務員として157人を採用すると発表した。

 統一の筆記試験を11月29日、全国9都市で実施。各省庁の面接を経て、2021年2月下旬に合格者を発表する。

 受験資格は1966年4月2日から86年4月1日までに生まれた人。職歴は問わない。試験の区分は事務、技術、刑務官、入国警備官で、各省庁の採用人数は6月下旬、
人事院のホームページで公表する。採用は21年3月以降で、東京の本省庁に加え、地方の出先機関も想定している。申し込みは8月下旬、インターネットで受け付ける。

 1次の筆記試験は全ての区分で、選択式の問題や作文を課す。2次は事務と技術が面接、刑務官と入国警備官が面接のほか、身体検査や体力検査を実施する。 

時事通信

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