「着席列車」だけじゃない鉄道会社の着席サービス「二区間定期券」の工夫と各社の思惑

 利便性や快適性を高め、沿線人口を増やしたい鉄道各社。
 近年は「着席サービス」提供がトレンドですが、行き帰りで利用区間を変えられる「二区間定期券」も、その工夫のひとつです。
 ただ鉄道会社により、温度差や思惑の違いもあるようです。

■着席通勤できる「着席列車」じゃない選択肢「二区間定期券」

 2020年も、追加料金の支払いで確実に座れる「着席列車」が新たにデビューします。

 東武鉄道は6月6日(土)、東武スカイツリーライン(伊勢崎線)と、地下鉄日比谷線を直通する座席指定列車「THライナー」の運行を開始します。
 地下鉄直通の着席列車は、小田急電鉄の特急「ロマンスカー」、西武鉄道の「S-TRAIN」に次ぐ3例目。
 できれば座って通勤したいという利用者の声に応える取り組みが、ますます加速しています。

 とはいえ着席通勤のために、毎日500円から700円の料金を支払うのは、さすがにちょっと気がひけるという人が多いはずです。
 それでも帰りくらいはゆっくりと座りたい。
 そのような人のために一部の鉄道事業者は、ふたつのルートを選択できる特殊な定期券「二区間定期券」を発行しています。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

乗りものニュース 2020年3月30日 6時0分
https://news.livedoor.com/article/detail/18040681/