新潟市は、50代の公務員の女性が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表し、これで県内の感染者は46人になりました。一方、14日に感染が確認された60代の女性が、3月、市内で葬儀に出席し、同席していた栃木県に住む30代の息子も感染が確認されたことが分かりました。

新潟市は15日、中央区に住む50代の公務員の女性が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

女性は今月3日に38度台の発熱があり、その後36度台の熱やのどの腫れなどの症状が続いたということです。

女性は今月6日と13日の2回、帰国者・接触者相談センターに相談し、検査の結果、15日、感染が確認されました。

女性は先月20日から23日にかけて東京を訪れていたということで、市が行動歴を調べています。

これで県内の感染者は46人となりました。

一方、新潟市は14日に感染が確認された中央区の60代の女性が、医療機関の職員で、先月27日と28日に市内で葬儀に出席していたと発表しました。

葬儀には県外からも親戚が訪れていて、女性は葬儀のあとの今月1日に38度の発熱の症状が出たということです。

また、女性とともに葬儀に出席した30代の息子も15日に感染が確認され、居住地の宇都宮市が発表しています。

2020年4月15日 16時24分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200415/k10012388381000.html