英政府で新型コロナウイルス対策の一翼を担うウィッティ首席医療顧問は22日の記者会見で、
ワクチンや治療薬の開発に時間を要することから、他人との距離を保つ「ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)」や
外出制限など、日常生活への一定の規制が少なくとも年内は続くとの見方を示した。

英政府は現在、全国に厳格な外出規制を敷いている。

ウィッティ氏は、規制の全面解除には「非常に有効なワクチンか治療薬」が普及することが必要だとする一方、
年内に利用できるようになる可能性は「とてつもなく低い」と指摘した。
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020042301000697.html