休業要請に応じず営業を続けているとして、大阪府が24日、全国で初めてパチンコ店6店舗の名前を公表した。ただ、各店舗にはこの日も客が集まり、席が埋まっている店も。感染リスクを軽視する利用者もおり、近隣住民からは公表により客が集まっていることへの不安の声が上がった。

 吉村洋文知事の公表会見があった24日午後、店名を公表されたある店舗の5階建ての駐車場には、ひっきりなしに客の車両が出入りしていた。店前には「マスク非着用の方の入店はお断り致します」との張り紙。利用者によると、ほぼ満員の店内では客が席から離れるや店員がパチンコ台を消毒し、休憩スペースのベンチも使用禁止とするなどの感染対策を実施していた。

 別の店舗の駐車場にも多くの車が集まっていた。出入りする車の中には他県ナンバーも。近くに住む70代女性は「知事が名前まで公表したのにまだ営業しているのは…。ここで感染者が出たらと思うと怖いし、地域住民も不安に思っている。周りの人の安全とか命のことをもっと考えてほしい」と表情を曇らせた。

 吉村知事は、店名の公表とともに、客に対しても、パチンコ店内は感染リスクは高いと利用を控えるよう呼びかけた。ただ、大阪市内の店舗を利用していた建設業の男性(28)は「パチンコ台はこまめに消毒されているし、利用者もマスクをして会話を控えている。感染しやすい場所とは思わないのでストレス解消に来てしまう」と話す。

 堺市内の店舗を訪れていた40代の自営業の男性は「公表されても営業を続けるのが分かり、安心した。これからも毎日行ける」。感染リスクについては「自分は感染しない。仮に感染しても自宅療養しておけば大丈夫でしょう」と語った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200424-00000593-san-soci


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