三菱自動車は24日、2020年3月期連結業績予想の純損益を50億円の黒字から260億円の赤字に、売上高を2兆4500億円から2兆2700億円にそれぞれ下方修正すると発表した。赤字は燃費不正問題のあった17年3月期以来3年ぶり。新型コロナウイルス感染拡大で、主力市場の東南アジアで販売が低迷したことなどが響いた。

 三菱自は「需要の急激な悪化が想定を大きく超えた」と説明した。厳しい業績を真摯に受け止めるとして、役員報酬の減額も公表した。代表執行役と執行役、執行役員の業績連動報酬を支給せず、基本報酬は20〜30%減らす。(共同)

毎日新聞 2020年4月24日 21時43分(最終更新 4月24日 21時43分)
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