河井案里氏秘書、起訴内容認める 広島地裁公判
2020年5月19日 13:34
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59277660Z10C20A5AC8000/

自民党の河井案里参院議員(46)が初当選した2019年夏の参院選で車上運動員に違法報酬を払ったとして、公職選挙法違反(買収)罪に問われた案里氏の公設秘書、立道浩被告(54)の第2回公判が19日、広島地裁(冨田敦史裁判長)で開かれた。立道被告は4月20日の初公判で留保していた起訴内容を認めた。

検察側は立道被告について公選法上の連座制が適用される「組織的選挙運動管理者」と判断。罰金刑より重い禁錮以上(執行猶予を含む)の刑が確定し、広島高検が起こす行政訴訟で連座制の対象と認められれば案里氏の当選は無効となる。

広島地検は買収罪について公選法に基づき迅速に審理する「百日裁判」を申し立てており、6月30日までに判決が言い渡される見通しだ。


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