2020年06月12日11時50分

 【ワシントン時事】米国務省は11日、イラク政府とビデオ回線を通じた戦略対話を行い、イラク駐留米軍を削減する方針を確認した。具体的な削減規模には言及していないが、残る部隊の処遇についても協議を続ける。
米軍駐留基地に再び攻撃 親イラン民兵報復か―イラク

 共同声明は「過激派組織『イスラム国』(IS)掃討戦の大きな進展を受け、米国は今後数カ月間でイラクからの部隊削減を続ける」と明記。「米国はイラクで恒久的な基地や部隊駐留を求めないことを改めて強調する」とも表明した。
 一方、イラク側は、米軍主体の有志連合が駐留する基地の防衛を約束した。イラクでは親イラン派民兵による駐留基地へのロケット弾攻撃が相次いでいた。

ソース https://www.jiji.com/jc/article?k=2020061200574&;g=int