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熱中症で1586人搬送 8〜14日、前週比3割強増―総務省消防庁

総務省消防庁は16日、8〜14日の1週間に熱中症で救急搬送された人が全国で1586人(速報値)だったと発表した。前週(1〜7日)比で392人増と3割強増加し、前年同期(612人)の約2.6倍となった。死者は5人だった。

搬送者のうち、65歳以上が全体の58.2%を占めた。3週間以上の入院が必要な重症は37人だった。都道府県別では埼玉が130人と最多で以下、東京128人、福岡89人の順。

 高温や多湿といった環境下でのマスク着用は熱中症のリスクが高まる恐れがあり、消防庁は小まめな水分補給などの対策を呼び掛けている。

2020年06月16日19時27分 時事通信