18日、東京 江東区の青海ふ頭でヒアリ200匹以上が見つかり、環境省や東京都が駆除を進めています。

東京 江東区の青海ふ頭では、去年9月から10月にかけて羽のあるヒアリの女王アリが50匹以上見つかっていて、環境省などはふ頭や周辺の住宅地などで調査を続けています。

調査の過程で18日、青海ふ頭のコンテナヤードにアリが200匹以上いるのが見つかり、専門家が分析した結果、ヒアリと確認されました。

女王アリは含まれておらず、巣は見つかっていないということです。

今回、ヒアリがいたのは去年、女王アリが見つかった場所から1キロほど離れた場所だということで、環境省や東京都は殺虫剤入りの餌などを置いて駆除を進めるとともに、侵入した経路を調べることにしています。

ヒアリは暑い時期に活動が活発になることから、環境省は疑わしいアリを見つけた場合は触らずに専門の相談ダイヤルなどに連絡するよう呼びかけています。

2020年6月19日 17時03分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200619/k10012477021000.html
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