0001Felis silvestris catus ★
2020/07/20(月) 17:56:02.54ID:jjggrLkX9関西大学商学部の矢田勝俊教授が代表を務める危機管理分析タスクフォース※は、消費者行動モデルを応用し、国内の状況に合わせた感染状況のモデル化を行うことで、PCR検査を無条件に増やすことではなく、「検査の効率的実施」と「確実な感染者の隔離を実現する医療体制の充実」のバランスの必要性を明らかにしました。
【本件のポイント】
・伝染病の伝播を表すSIRモデルを拡張し、感染者の「隔離」を明示的に扱えるモデルを構築
・PCR検査の拡充は発生初期に効果を発揮するが、その後の確実な隔離こそが重要であることを指摘
・PCR検査の効率的な実施と感染者の確実な隔離、医療体制の充実のバランスが重要となる
■ PCR検査は新型コロナウイルス終息の特効薬となり得るのか?
多くのメディアや論者には、未だにPCR検査の拡大が新型コロナウイルスの蔓延を防ぐ特効薬のように主張するものが見られます。これらの主張はPCR検査をしただけで感染者は治癒しないし、未感染者への感染も防げないという事実を軽視していると言えます。感染拡大を食い止めるには、PCR検査を増やすだけでなく、感染者を効果的に隔離することこそが重要です。
■ 無条件のPCR検査の拡大は被害を増大させる可能性も
中国、欧米で用いられている伝染病の伝播を表す従来の感染モデルは、感染者はすべて隔離される前提でその重篤患者になる度合い、または死亡する危険性を推し量ろうとするものです。しかし、国内の状況を鑑みると、PCR検査を無制限に行い、結果的に膨れ上がる感染者をすべて隔離することは困難と言わざるを得ません。
(略)