在日アメリカ軍トップのシュナイダー司令官は、オンラインで記者会見を行い、アメリカ軍関係者の間で新型コロナウイルスの感染者が増加していることについて、「深刻に受け止めている」としながらも、感染対策に取り組んでいることを強調しました。

 「状況は深刻に受け止めている。また、我々のウイルスの拡散を防止し、検出し、隔離するための対策にも満足している」(シュナイダー司令官)

 シュナイダー司令官は、こう述べたうえで、今月、新型コロナの感染が明らかになったアメリカ軍岩国基地の関係者が、入国時、空港での検査結果が出る前に国内を移動していたことについて、「非常に不適切だった」としています。

 また、シュナイダー司令官は、日本政府が地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画を撤回したことについては、「装備の購入についてどんな決定がなされても、日米は緊密に連携をとる」と述べています。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4040867.html