2020年9月19日 20時43分 (9月20日 09時42分更新)

 トヨタ自動車は、2000GTやスープラといった往年の名車の純正部品を復刻する事業の拡大を進めている。旧車を発売当初の姿で維持したいオーナー向けだ。自動運転や電動化といった先端技術が注目を集める中で、趣味としての車に力を入れることで、熱心なファンの取り込みも図る。

 事業名は「GRヘリテージパーツプロジェクト」。1986年に国内で発売された初代スープラと2代目を対象に今年7月から始めた。9月には2000GTに拡大。ギアやトランスミッションなど計約80品目を取り扱う。

https://www.chunichi.co.jp/article/123836?rct=economics