ホンダが自動車レースのフォーミュラ・ワン(F1)からの4度目の撤退を決めた。2日、2021年のシーズンを最後に参戦を終えると発表した。次世代の環境対応車に経営資源を集中する――。撤退の理由はリーマン・ショックが引き金となった08年の3度目の撤退表明とうり二つ。だが足元の状況は当時よりも厳しいといえる。四輪事業の稼ぐ力が大幅に低下しているためだ。

「燃料電池車(FCV)や電気自動車(EV)などの研…

2020/10/3 12:25日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64584230T01C20A0000000/