岡山市教委の職員採用試験で、誤って1週間早い日程を案内された受験者が指示通り4日に会場へ集まり、急きょ前倒しで試験を実施するトラブルがあったことが5日、分かった。

 トラブルがあったのは、来年春に採用を予定する学芸員の2次試験。市教委は実施日を11日に決めていたが、受験者4人に送る通知の作成段階で誤った。

 4日朝、受験会場の市役所(同市北区大供)を訪れた受験者からの問い合わせで発覚した。市教委は試験日をこの日に変更。開始時間は案内していた午前9時半から同10時半に遅れたものの、予定通り小論文と面接の試験を行った。4人全員が受験できたという。

 市教委教育企画総務課は「あってはならないミスで、受験者に大変申し訳ない。チェックを徹底し、再発防止に努める」としている。
(2020年10月06日 08時00分 更新)

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