「核のごみ」問題に揺れる北海道寿都町の町長の自宅で、窓ガラスが割れ、付近が焼ける不審火がありました。町長は「火炎瓶を投げ込まれた」と話していて、警察が放火の疑いで調べを進めています。

 8日午前1時半ごろ、寿都町新栄町にある片岡春雄町長の自宅で、窓ガラスが割られ、窓枠付近が焼け焦げる不審火がありました。火はすぐに消え、けが人はいません。警察に通報をしたのは片岡町長本人で、警察が町長から当時の状況を詳しく聞いています。
警察は、何者かが片岡町長の自宅に火を放ったとみて調べを進めています。町長によりますと、窓から火炎瓶が投げ込まれたということです。
寿都町では、8日午後に片岡町長が「核のごみ」処分場調査への応募を正式に表明する予定です。町長は、事件について「こうなってしまったことは仕方がない」とし、応募の判断には影響しない

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