アメリカの有力紙ニューヨークタイムズは、トランプ大統領が、2024年に行われる、次の大統領選挙の出馬計画の発表を真剣に検討していると伝えました。

ニューヨークタイムズによりますと、ホワイトハウスでは11日、トランプ大統領と側近らによる会議が開かれ、側近らは大統領に対し、「今回の大統領選の結果が変わる可能性はほぼない」と伝えたとしています。

側近の一人は、「彼は終わったことを知ってる」と述べた、とも伝えています。こうしたことを受け、トランプ大統領は、2024年の大統領選の出馬計画の発表を真剣に検討している、ということです。

一方、大統領選挙で勝利を確実にしたバイデン氏は12日、自身の別荘のあるデラウェア州の海沿いの街に入りました。14日まで滞在する予定で、来週発表する予定の新政権の人事について構想を練るとみられます。

こうした中、すでに新政権での首席補佐官への起用が発表されたバイデン氏の側近・クレイン氏は、次のように述べました。

バイデン氏の側近 クレイン氏「バイデン氏たちは毎日、政権移行チームと閣僚の任命について協議している」

クレイン氏は、具体的な名前は挙げなかったものの、チーム内では、副大統領候補のハリス氏の意見が尊重されていると明らかにしました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/925e67158eef0b22599376b72654f513643c25c1
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