富山市の80代の女性が特殊詐欺で3450万円の被害にあっていたことがわかりました。

 警察によりますと8月に不動産会社を名乗る男から女性に電話があり「高岡に住む人が認知症となり富山市内の介護施設に入れたいが富山市在住の人しか入所できないので、名前を貸してほしい」と言われました。女性が了承すると、その後、同じ不動産会社を名乗る別の男から電話があり、「名義を貸したことは詐欺の罪になる。あなたが入居することにすれば契約違反にならないので、入居費用として3400万円支払えば、事件にならない。宅配便で送ってほしい」などといわれ女性は、10月までに現金あわせて3450万円を5回にわけ指示どおり宅配便で送ったということです。

 警察は、「一方的に名義貸しは犯罪である」などと宅配便で現金を送るように指示するのは特殊詐欺の手口だとして注意を呼びかけています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/faf99dbe942881b6b9feafa720635f19b50a6361