【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は9日、金正恩朝鮮労働党委員長が党大会で行った活動総括報告の内容を伝えた。米国は「最大の主敵」であり、制圧、屈服させなければならないと強調。核戦力を引き続き強化していく方針を表明した。「攻撃対象に合わせてさまざまな手段に適用できる戦術核兵器」を開発、超大型核弾頭の生産を続けるとした。

 今月20日のバイデン米新政権発足を前に核放棄に応じない対決姿勢を鮮明にした。昨年11月の米大統領選後、金氏が対米政策について直接言及するのは初めて。

 金氏は「米国で誰が政権に就いても実態と対朝鮮政策の本心は変わらない」と指摘した。

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2021/1/9 08:43