明石に春を告げる魚、イカナゴの稚魚「シンコ」漁が3月6日、大阪湾や播磨灘で解禁され、市内の漁港でも水揚げが始まりました。漁船2隻が対になって網を曳く「船曳き網漁」で水揚げされたイカナゴが、新鮮なうちに市内の鮮魚店などへ出荷されました。

林崎漁協の久留嶋継光さんは「イカナゴの漁獲量は少ない見込みだが、炊くにはしっかりとしたサイズ。今後、漁獲量が増えるよう、資源管理と栄養塩を海に戻す活動を続けていきます。もっと価格が下がって各家庭に届けたいです。」と話してくれました。

魚の棚商店街では、朝早くから買い物客が並び、3kg購入した男性は「毎年購入しています。田舎の親戚に送るため、家で妻がくぎ煮を炊く準備をして楽しみに待っているので、早く帰ります。」と笑顔で話してくれました。

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