新型コロナウイルスの影響で減収した世帯などに貸し付ける「緊急小口資金」をだまし取ったとして、35歳の暴力団組員の男が警視庁に逮捕されました。

 詐欺の疑いで逮捕されたのは、千葉県市川市の指定暴力団・松葉会系組員、若宮悠平容疑者(35)です。若宮容疑者は東京・葛飾区に住んでいた去年8月、暴力団組員であることを隠して申請書を提出し、新型コロナの影響で減収した世帯などに貸し付ける「緊急小口資金」20万円をだまし取った疑いがもたれています。

 緊急小口資金は、保証人がいなくても利子なしで借りられ、困窮した状態が続くなど条件に合えば返済が不要になる場合もあります。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4220186.html