ニューヨーク市の全5地区では、新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中で新規感染者数が大幅減少しつつある。

ニューヨーク市のデータによると、新規感染者数(可能性例含む)の7日間平均は1743人とここ1週間で34%、
1カ月では56%それぞれ減少した。うちマンハッタン地区は31日間で64%減と、他の地区をしのぐ大幅減となった。

平均3500−5000人のレンジで2カ月にわたり横ばい状態が続いた後、減少傾向が見られている。

新規感染者減少の背景にワクチンの存在があるのは明らかだが、理由はそれだけではないかもしれない。
ブルームバーグのワクチントラッカーによると、少なくとも1回のワクチン接種を受けた同市住民は全体の41%、
接種完了は27.8%と、全米平均をいずれもわずかに下回っている。

ニューヨーク市のワクチン展開は全米平均に比べやや速いペースだが、
接種を受けた人の多くは市内で働く市外の住民だったと考えられる。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-04-28/QS8UILT0AFBD01

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