広島市は1日、市内の私立学校で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したと明らかにした。35人の感染が判明したという。

 クラスターは生徒32人と、20代と40代の教職員3人の計35人。うち4人は市外在住という。市によると、感染対策が不十分で、体育館での複数のクラブ活動を通じて感染が広がったとみられる。

 4月28日までに複数の感染が分かり、関係する55人のPCR検査をした結果、合計で35人が感染していたことが分かった。全員が無症状か軽症という。

 また市は1日、同校のクラスターの6人を含めて、新たに市内の40人が感染したと発表した。年代別は10代12人、20代8人、30代4人、40代9人、50代と60代が各3人、70代が1人。いずれも無症状か軽症という。
中国新聞社

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