3年前に交通違反で検挙された際、別人の名前を申告しさらに無免許運転だったことがわかったとして、警察は平田村の47歳の男を有印私文書偽造と道路交通法違反の疑いで逮捕しました。

逮捕されたのは、平田村北方の会社員木下亘容疑者(47)です。

警察によりますと、木下容疑者は、3年前の6月、小野町で車を運転していて踏切で一時停止しなかったとして交通取締りを受けました。

警察官に氏名の申告と運転免許証の提示を求められた木下容疑者は、「免許証を忘れた」として免許不携帯を主張し、知人の氏名を名乗ったうえで、交通反則告知書に知人の氏名と自分の住所を書き、郵送されてきた書類をもとに反則金を支払っていたということです。

今年2月にこの知人が運転免許を更新しようとした際、本来あるはずのない違反歴が記録されていたことから犯行が発覚し、警察は17日、有印私文書偽造と道路交通法違反の無免許運転などの疑いで木下容疑者を逮捕しました。

警察の調べに対し、木下容疑者は、「間違いありません」と供述し容疑を認めているということです。

05月17日 20時01分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20210517/6050014525.html