2021年6月6日、中国メディアの頭条新聞によると、上海市で大量のチョコレートを万引きした女が、太るのを恐れて一度飲み込んだチョコレートを全て吐き出していたことが明らかになったと報じた。

記事によると、上海市静安区で先日、複数のスーパーマーケットからチョコレートが万引されたとの通報が警察に寄せられた。警察の捜査により容疑者の女が浮上し、警察官が家宅捜索を実施したところ、ごみ箱から大量のチョコレートの「食べかす」が見つかった。

本人に事情を聞いたところ「ダイエットのために1日3食全てチョコレートを食べてしのいでいたが、これでは太るのではないかと思い、食べては吐き出す行為を繰り返した」と供述し、拒食症の症状が出たことも明かした。

記事によれば、容疑者の女はこれまでにチョコレート製品100個、4000元(約6万8000円)相当を盗んだ疑いがあるという。警察は女に対してすでに逮捕や勾留など刑事上の強制措置を取ったとのことだ。

この件について、中国のネットユーザーは「拒食症なのに食べ物を万引きして捕まるとは……」「拒食症と万引きは関係ないと思うぞ」「食べて吐き出してもいいが、お金を出して買ってからにしなさい」「拒食症が悪いわけではない。悪いのは拒食症を患った泥棒」「盗むという快感も味わってたのかもしれないな」といったコメントを残している。(翻訳・編集/川尻)
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