石破 茂 です。
 
 新型コロナの感染者の数が激増し、医療逼迫・医療崩壊が懸念されることから、入院者を制限する方針が打ち出されました。

 ウイルスが感染力を強めれば、強毒性は一般的には弱まるはずなのですが、この点についての分析はほとんど行われず、
相変らず感染者の増加だけが大きく報じられていることに大きな違和感を覚えます。
酷暑となって換気の頻度が低下し、体力や免疫力も低下しているのですから、感染・発症する人が増えるのも理由のあることなのでしょう。

 昨年の二月以来、「相手が新種のウイルスである以上、感染者が増えるのはやむを得ない」「限られた医療資源はいかにすれば重症化し、
死に至ることを防ぐかに集中すべき」「その間に新型ウイルスへの対処法を進化させ、これを普遍化し、免疫力を低下させず、
ワクチンの普及によって集団免疫を獲得するまでの時間を稼ぐことが重要」「これを機に、医療体制の機動性や弾力性を確保し、
公的インフラに相応しい法体系の整備は急務」と訴え続けてきたことに今も全く変わりはありません。
党の公約に位置づけられるかどうかはわかりませんが、次期総選挙においてはこの点を強く訴えて信任を得たいものと思っております。
 重症者、感染者の数と年代は報じられますが、基礎疾患との関連報道がほとんどないのは不思議なことです。
当然ながら個人情報保護に抵触しない形で、ある程度の時間差があっても、新型コロナを正確に予防するための情報は、もっと適切に発信されるべきものです。

 情報の発信に際して細心の注意をすべきことは今回の件でも明らかですが、それがどのように報ぜられ、
国民にどのように受け止められるか、もう一度よく考えてみる必要があります。政府の広報部門は大手広告代理店の知恵を取り入れているのかもしれませんが、
本質的な部分が等閑視されているように思います。

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★1が立った時間:2021/08/09(月) 19:44:11.08
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