寝台特急「北斗星」の車両が宿泊施設に 北斗で4月開業へ

http://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/20220106/7000041862.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

東京・上野と札幌を結ぶ寝台特急として親しまれた「北斗星」の車両が、
北斗市で宿泊施設に生まれかわることになり、オープンに向けて準備が進められています。

青い客車の寝台特急として親しまれてきた「北斗星」は、2015年8月、
車両の老朽化や北海道新幹線の開業などに伴って引退しました。
北斗市では、地域のシンボルにしようと、市民団体が寄付を募ってJR北海道から車両2両を買い取り、
一般開放していましたが、泊まってみたいという要望が相次いだことから、
車両の管理運営を行う会社が宿泊施設にリニューアルすることを決めました。

車両は、あらためて塗装されたほか、換気の設備などが改修されましたが、
2段ベッドの客室やシャワー室、洗面所などは、当時のままの状態で利用できるということです。
このほか、近くに設置されたトレーラーハウスでは、車両を眺めながら宿泊できるということです。

運営会社の澤田導俊代表は、「列車ファンの方や思い入れのある方などに訪れていただき、
ここにしかない景色を楽しんでほしいです」と話していました。

この宿泊施設は、北斗市茂辺地の「北斗星広場」に、ことし4月下旬に開業する予定です。

01/06 07:03