1986年に初導入
 京急は2022年1月12日(水)、京急川崎駅ホームの「パタパタ」発車案内装置(正式名称「フラップ式列車発車案内表示装置」)の使用を、2022年2月中旬をもって終了すると発表しました。
 京急線の「パタパタ」発車案内装置は、1986(昭和61)年12月25日に京急川崎駅に初めて導入され、最大10駅ほどに設置されたとのこと。視認性がよく豊富な表示が可能であることから、その後、一時は案内表示板の主流となったものの、LED表示式への転換が進んだとのこと。今回の川崎駅の更新工事で、京急線での「パタパタ発車案内装置」の35年間の歴史が、幕を閉じることになります。
 今回同装置の運用が終了することにともなって、京急では各種イベントが実施されます。「パタパタ」発車案内装置を再現した「『パタパタ』発車案内装置引退記念乗車券」が抽選発売されるほか、同装置引退記念ナイトツアーの実施、キーホルダーや定規などの引退記念グッズが発売されます。

2022.01.12 乗りものニュース編集部
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