中学校で「アカエイ」を使った給食を提供

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20220210/8030012223.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

瀬戸内海に多く生息したんぱく質が豊富に含まれる「アカエイ」を食べてもらおうと
香川県の漁業者のグループなどが企画したアカエイの料理が中学校の給食で提供されました。

これは「アカエイ」のおいしさを知ってもらい、消費拡大につなげようと、
高松市瀬戸内漁業協同組合の若手グループが企画したもので、三木中学校の生徒730人に
「アカエイ」を使った料理が提供されました。

メニューは、韓国料理のから揚げ「ヤンニョムチキン」をモデルに油で揚げた「アカエイ」を
ケチャップや、しょうゆで作ったタレと絡めたもので、高松市内の
韓国料理店が考案したものを給食用にアレンジしました。

給食にあわせた校内放送では、「アカエイ」にタンパク質やビタミンが豊富に含まれていることも
紹介され、生徒たちはめったに食べることがない食材をおいしそうに味わっていました。

今回の企画を支援した香川県水産課によりますと、アカエイは瀬戸内海に多く生息しているものの、
食材として消費されるのはごくわずかで、漁船の網にかかっても海に放すことが多いということです。

料理を食べた2年生の女子生徒は、「初めて食べたがさっぱりしておいしかった」と話していました。

香川県水産課の藤田辰徳主任は、「アカエイのおいしさを知ってもらい消費が増えれば、
流通に乗るようになり、漁業者の収入増加につながることも期待できる」と話していました。

02/10 17:26