山口県阿武町の4630万円の振り込みミス問題にからみ、山口県警は8日、田口翔容疑者(24)を電子計算機使用詐欺の疑いで再逮捕した。

 この問題は、阿武町が新型コロナ関連の臨時給付金を誤って田口容疑者の口座に4630万円振り込んでいたもの。田口容疑者はこのうち400万円を決済代行業者の口座に振り替え不法の利益を得た電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕、送検されていた。
 
 今回の再逮捕の容疑は300万円分の振り替え。
田口容疑者が「阿武町職員との対応でたまったストレスを発散したいという気持ちと、上手くいけばお金を増やすこともできるかも知れないと思った」などと供述している。

 田口容疑者は、振り込まれた金は「ネットカジノで使った」と話していて、警察では、金の動きをさらに詳しく調べる方針。

なお逮捕・送検されていた400万円分について山口地検は8日、電子計算機使用詐欺の罪で田口容疑者を起訴している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4b166c68f6a13077258546898b3eeec15a8f19a2