厚生労働省は29日、新型コロナウイルス感染による全国の自宅療養者数が109万8671人(27日現在)だったと発表した。100万人を超えたのは初めてで、2週連続で過去最多を更新。前週(20日現在)は61万2023人だった。


 感染「第7波」の爆発的な拡大が続き、自宅療養者も急激に増加している。「第6波」のピークは57万7765人(2月16日現在)だった。

 都道府県別で最も多かったのは東京都で15万7576人。大阪府11万5909人▽神奈川県7万4937人――と続いた。

 療養先が決まらない「療養先調整中」は24万1745人。このうち、入院が必要なのに受け入れ先が決まっていない人は2069人だった。

 病床使用率についても公表。27日時点で16府県が病床逼迫(ひっぱく)の目安となる50%以上だった。神奈川県の71%が最も高く、沖縄県が70%。和歌山、福岡両県の67%と続いた。

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