英語版「今年の言葉」“ゴブリンモード“パーマクライシス”あなたはいくつわかりますか?
AERA2022/12/22
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コロナ禍も3年目、ロシアによるウクライナ侵攻やインフレなど、世界的に混乱の続いた一年だった。
英語圏の「今年の言葉」も、今年はややざわつきが見えた。AERA2022年12月26日号の記事を紹介する。

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https://youtu.be/fV86BPPKOz8

 英語圏の「今年の言葉(ワールド・オブ・ザ・イヤー」は日本の「今年の漢字」「流行語大賞」と並ぶ定番企画。
一年を振り返る無難な季節ネタだ。ところが今年はややざわつきが見える。

 イギリス英語の権威オックスフォード英語辞典が選んだのは「Goblin mode(ゴブリン モード)」。
大意は「社会の規範を拒絶し、堂々と自堕落に過ごすこと」。
スウェット姿でポテチを脇にスマホをいじり、だらだらしているイメージだ。
「SNSなどで流布される完璧なライフスタイルへの抵抗」の表れという発表元の分析は一見、もっともらしい。

■「今年の言葉」も論争に

 だが実は、同社は今年初めて一般投票を導入。
そこで米ゲーム雑誌が読者を焚(た)き付けて9割超えの組織票を叩き出した結果が「Goblin mode」だった。
そのため、発表後に「こんな言葉知らない!」「こんなの誰も使ってない」という批判が出た。
権威側が時代の要請で読者投票を企画してバズりを狙うも、スベったのか。いや、ツッコミも想定したPR戦略か。
臆測も含めてネット興隆時代のカオスを象徴しているようだ。

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