【キーウ共同】ウクライナのマリャル国防次官は1日までに、ロシア軍の猛攻を受ける東部ドネツク州の要衝バフムトに部隊を増派したと地元メディアに明らかにした。規模には言及しなかった。攻防は激化し、米CNNテレビによるとバフムトでは子ども48人を含む市民約4500人が避難できず孤立している。

 ロシアは民間軍事会社ワグネルの最精鋭部隊を動員し、鉄道や幹線道路の結節点であるバフムトの攻略に向け支配地域を拡大。ウクライナのロドニャンスキー大統領顧問は「必要になれば戦略的に撤退する」と述べ、兵士の犠牲を増やさないための一時的な撤退も選択肢の一つだと示唆している。

共同通信23/03/02 07時58分
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