https://news.yahoo.co.jp/articles/ac7bae5cb8d404feae45eeb3a0cca0b799977972
※ソースに動画あり

高級魚である「シマアジ」を長崎市の新たなブランド魚として全国の人に知ってもらおうと、養殖場などをめぐるツアーが行われました。
県内をめぐるバスツアーに参加している関西からの13人のツアー客、救命胴衣を身につけて漁船に乗り込みます。
長崎市の牧島から橘湾に数分沖に出ると、いけすが見えてきました。
養殖されているのは高級魚で、「アジの王様」とも言われるシマアジです。
このシマアジには長崎の特産品を混ぜたエサが与えられています。

昌陽水産 長野 陽司 社長 「ゆうこうという柑橘のしぼりかす、それをやることでどぎつくない脂。お年寄りからお子さんまで食べやすく育っている」

長崎市の伝統柑橘「ゆうこう」をエサに育った、「戸石ゆうこうシマアジ」です。
4年前にこの会社が市内で唯一、シマアジの生産を始め、現在は6万匹を育てています。
ツアーは、魚がおいしく、獲れる魚の種類が日本一の長崎を知ってもらおうと、長崎市などが旅行会社と企画しました。
参加者は刺身やあら煮など、シマアジのフルコースも堪能しました。

ツアー客 「繊細な感じがする、ほんのちょっと甘みも感じる」
ツアー客 「工夫をされていると知るとアジが味わい深くなる」

「戸石ゆうこうシマアジ」は都市部やシンガポールなど海外に向けても出荷されているほか、市内のスーパーなどでも販売されているということです。