宗教団体「世界平和統一家庭連合」いわゆる「統一教会」が、番組の出演者の発言で名誉を傷つけられたとして日本テレビなどを訴えた裁判で、日本テレビ側などは争う姿勢を示しました。

この裁判は、いわゆる統一教会が、去年8月に日本テレビの情報番組に出演したジャーナリストの有田芳生さんの発言で教団の名誉を傷つけられたとして、日本テレビと有田さんにあわせて2200万円の損害賠償などを求めているものです。

東京地裁では16日、第1回口頭弁論が開かれ、日本テレビ側と有田さん側は請求を退けるよう求め、争う姿勢を示しました。

教団側は、この裁判以外にもテレビ局やラジオ局などを相手取り、同様の訴訟を4件起こしています。