※2023年05月22日
デイリー新潮

 燃油の高騰で昨今は海外旅行にかかるサーチャージもバカにならない。ところが、東京では“あの世”に旅立つのにもサーチャージが掛かってくるのをご存じか。

「桐ヶ谷斎場」や「町屋斎場」など、東京23区における火葬の約7割を担う東京博善が、従来の火葬料金の他に燃料費特別付加火葬料(サーチャージ)を徴収するようになったのは、昨年の6月から。最初は7600円だったのが、8800円、1万200円とじりじり値上がりし、昨年12月にはついに1万4600円にまで達した(現在は1万2200円)。これに通常の火葬料がかかるため、同社の火葬場では、遺体を焼いてもらうだけで9万円近く掛かることになる。

東京23区は民間企業が大半
 それにしても、サーチャージと称して別料金を徴収するのは業界の“常識”なのだろうか。

 火葬場の運営などについて調査研究を行っている一般社団法人「火葬研」の武田至代表理事が説明する。

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