※10/17(火) 5:41配信
Merkmal

 四国4県が四国新幹線の整備を求めて積極的に動いているが、基本計画からの格上げを求めて活発に活動する地域はほかにもある。地域間の誘致競争が激しさを増してきた。

「米沢トンネルは全国新幹線ネットワークの安定性向上と国土強靭化、デジタル田園都市国家構想の実現に寄与する」

山形県山形市の結婚式場で9月に開かれたフル規格新幹線の実現を目指す山形県奥羽・羽越新幹線整備実現同盟の促進大会。山形県の経済界、地方自治体関係者ら約120人が見守るなか、会長の吉村美栄子山形県知事が声を張り上げた。

 米沢トンネルは山形、福島県境の板谷峠に計画されているミニ新幹線・山形新幹線の区間で、延長約23km。板谷峠は急こう配、急カーブでスピードダウンを強いられる難所として知られるが、これを緩やかなカーブの米沢トンネルで克服しようというわけだ。

 しかも、奥羽新幹線の整備予定区間と重なっている。講師の波床(はとこ)正敏大阪産業大学工学部教授は

「米沢トンネルは奥羽新幹線の実質的な着手になる」

と訴え、大会では米沢トンネル早期実現を政府やJR東日本に求める決議を採択した。

新幹線開通は1964年から

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