酒に酔った状態でダンプカーを運転して事故を起こして病院で治療を受けた後、別の車を運転して事故現場に戻ってきた女が、酒酔い運転の疑いで現行犯逮捕されました。

酒酔い運転の疑いで現行犯逮捕されたのは、茨城県取手市の自称会社員、渡辺恭子容疑者(60)です。

渡辺容疑者はきょう午前10時前に、千葉県野田市の市道を酒に酔った状態で軽乗用車を運転した疑いがもたれています。

警察によりますと、きょう午前6時30分ごろ、千葉県野田市下三ヶ尾の路上で「トラックが用水路に落ちている」と110番通報があり、警察が駆けつけたところ、道路脇の竹やぶで停車しているダンプカーを発見。

ダンプカーを運転していた渡辺容疑者の呼気から基準値を上回るアルコールが検出されましたが、左膝を切るけがをしていたため、病院へ搬送されました。

渡辺容疑者は病院で治療を受けた後、軽乗用車を運転して事故現場に戻ってきたため、現場検証をしていた警察官に現行犯逮捕されました。

渡辺容疑者は取り調べに対し、「飲酒運転をしたことに間違いありません」「アルコールが体に残っていることは分かっていました」と容疑を認めているということですが、警察は渡辺容疑者が現場に戻ってきた経緯を詳しく調べています。

TBS 2023年10月23日(月) 22:41
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