ロシアでCTBT(包括的核実験禁止条約)の批准を撤回する法律が発効したことについての所見及び「核兵器のない世界」の実現に向けた、今後のアプローチについて)

 御指摘のロシアの動きについては、既にSNSで私の考え方を示させていただいておりますが、ロシアの今回のCTBT批准撤回
これはCTBTの発効促進に向けて、これまで国際社会が長年にわたって努力をしてきました。
こうした努力の積み重ねに逆行するものであり、極めて遺憾であると考えています。
核軍縮をめぐる情情勢、極めて厳しい状況にあると認識していますが、だからこそ、被爆地出身の
総理大臣として、CTBTの批准を始めとする現実的かつ具体的な取組、実践的な取組を進めていかなければならないという思いを新たにしています。
「核兵器のない世界」に向けて、引き続き、様々な国際場裏の場、あるいは会議の場、あるいは二国間関係を通じて
日本としての立場を働きかけていきたい、このように思っています。以上です。

続きは首相官邸
フィリピン共和国及びマレーシア訪問等についての会見
令和5年11月5日

https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/statement/2023/1105kaiken.html