主要7カ国(G7)外相会合が7日、東京都内で2日間の日程で始まった。外相らは同日、イスラム組織ハマスとイスラエルの軍事衝突で緊迫するガザ情勢をめぐって集中的に協議。8日に発表される成果文書では、人道的な目的のための戦闘休止の必要性が盛り込まれる見通しだ。

 議長を務める上川陽子外相は会合で「人質の即時解放とガザの人道状況の改善が最優先」とした上で、「人道支援の十分かつ継続的な供給とともに、その前提となる(戦闘の)人道的休止、人道アクセスの確保」の必要性を訴えた。

 会合に先立ち、上川氏はブリンケン米国務長官と会談。ハマスが実効支配するガザ地区の人道状況の改善や、戦闘の「人道的休止」の実現に向け、引き続き連携していくことで一致した。

 イスラエルとハマスの軍事衝…(以下有料版で,り423文字)

朝日新聞 2023年11月8日 8時00分
https://www.asahi.com/articles/ASRC776TZRC7UTFK00V.html?iref=comtop_7_01