イランの革命防衛隊は、シリアに滞在していた幹部がイスラエルの攻撃で殺害されたと発表しました。イランの大統領は「代償を払うことになる」と警告し、報復を示唆しています。

イランの国営通信社によりますと、イラン革命防衛隊は25日、シリアの首都ダマスカス郊外でイスラエルの3発のミサイル攻撃によって、ムサビ上級軍事顧問が殺害されたと明らかにしました。

ムサビ氏は、イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」の上級司令官を務めていたとされ、2020年にトランプ政権下でアメリカ軍に殺害されたソレイマニ司令官の側近だったということです。

イランのライシ大統領は声明を発表し「イスラエルはこの犯罪行為の代償を必ず払うことになる」と報復を示唆しています。

一方、ガザ地区ではイスラエル軍が南部で攻勢を強めていて、現地の保健当局は25日、24時間で250人が死亡し500人が負傷したと発表しました。ガザ地区の死者はこれまでに2万674人にのぼるということです。(ANNニュース)

12/26(火) 13:23 ABEMA TIMES
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