つくば市「マンホールカード」の配布を中止|NHK 茨城県のニュース
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20240125/1070023288.html

01月25日 14時40分

茨城県つくば市が配布していたマンホールのふたを紹介するカードについて、記載されているQRコードを読み込むと市とは関係のないウェブサイトにアクセスされることがわかり、市はカードの配布を中止し、リンク先にアクセスしないよう注意を呼びかけています。

つくば市は、マンホールのふたを通じて下水道に関心を持ってもらおうと2016年8月から「マンホールカード」を配布し、2017年度からは英語版も配布しています。
カードにはQRコードが記載されていて、スマートフォンなどで読み込むと、以前は市をPRするウェブサイトにアクセスできるようになっていました。

ところが今月になってQRコードを読み込んだ職員が、市とは関係の無い「カジノ」について触れたウェブサイトにアクセスされることに気づいたということです。
市によりますと、もともとの市をPRするウェブサイトは2018年3月に運用を終了しましたが、その後、2021年にこのウェブサイトの「ドメイン」を別の業者が取得したとみられるということです。

一方で、カードのQRコードを変更していなかったため、このような事態を招いたということで、市はカードの配布を中止し、リンク先にアクセスしないよう注意を呼びかけています。
全国で自治体などの公的な機関が使っていた「ドメイン」は、検索サイトで上位に表示される可能性が高く、高値で売買されるケースが相次いでいて、悪用が懸念されています。

このため、つくば市は今後、新しく作成するドメインは市のURLと紐付けたものにするなどして悪用を防ぎたいとしています。


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