代々木公園の「LGBTQ+」イベント 「過度な露出」に声明 ネットで物議…運営が釈明「ご理解を」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
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4/23(火) 11:23配信


 今月20、21日に代々木公園(東京・渋谷)で開催されたイベント「東京レインボープライド2024」が、公式サイトを通じ、同イベントで物議を醸した「過度な露出」をした展示について声明を発表した。

【写真】「東京レインボープライド2024」運営が発表した声明

 同イベントは、LGBTQ当事者らが「『性』と『生』の多様性」を祝福するアジア最大級のLGBTQ+関連イベント。大手企業がスポンサーとして名を連ね、「変わるまで、あきらめない」をテーマに、性的指向および性自認にかかわらず、すべての人が差別や偏見にさらされることなく、より自分らしく生きていくことができる社会の実現を訴えた。

 イベントには歌手の大黒摩季や清水ミチコらがステージに上がり、大きな盛り上がりを見せていた。

 このイベントに出店された一部のブース内で、過度に露出した男性が緊縛され、つるされるショーが展示された。

 過激な演出は、ネット上で瞬く間に拡散された。同イベントはキッズスペースが設けられるなど、子供の参加も歓迎していた(略)


 これらの声を受け、運営は「TRP2024における『過度な露出や過激な表現』のご指摘について」と題するお知らせを更新した。

 公式の発表は以下の通り。

 2024年4月19日~21日に代々木公園で開催いたしました「東京レインボープライド2024(以下、TRP2024)」プライドパレード&プライドフェスティバルにおいて、過度な露出や過激な表現があったのではないかとご指摘を受けております。

 歴史を通して、LGBTQ+コミュニティは、過激に性的な存在であるというスティグマや差別と闘ってきました。その中で、偏見からの解放の形として、あえて性的にみえる表現や既存のジェンダーステレオタイプを利用して社会規範に挑戦し、ジェンダーと性の自由を提唱してきたこと、それに関してLGBTQ+コミュニティの中でもさまざまな意見や見解があるという背景を認識することは極めて重要だと考えています。

 一方で、TRPの開催場所が公園や公道という非常に公共性の高い場所であること、また、昨今では特に未成年の参加者も多いことから、ブース出展やパレードの参加においてはTRPとして以下の規約を設けており、出展者・パレード参加者にはこの規約に同意の下ご参加いただいております。

【パレード規約】

・服装については、日中に繁華街を行進することを考慮した上で、自分らしさを表現してください。

・局部や下着が見えるなど過度な露出のある服装はお控えください。

【ブース出展規約】

・周囲に対して美観を損ねたり、風紀を乱す行為はお断りいたします。衛生上または風紀上の問題により、出展や販売を中止していただく場合が ありますので、予めご了承ください。

・18歳未満の未成年や様々なジェンダー・セクシュアリティの方が来場されます。販売物、配布物、掲示物などの表現内容については、配布・陳列方法を工夫するなどのご配慮をお願いいたします。

 そのため、本イベント開催中に出展ブース内で過度な表現をしているというご連絡を受け、スタッフがすぐに現場へ駆けつけ、出展者にはやめていただくよう注意を行い、その後同じような表現がないようお約束をしていただきました。

 これからも多様な誰もが参加できる場づくりを心がけ運営にあたってまいりますので、何卒ご理解・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

 NPO法人東京レインボープライド

※全文はソースで。


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